岡村本家について
酒蔵・直売店案内
◎豊郷で165年続く酒蔵

清酒「金亀(きんかめ)」は、蒸しは甑(こしき)、麹(こうじ)は箱麹、仕込みは1,200kg前後の小仕込み、搾りは木艚袋搾りを今に残し醸造しております。当酒蔵は、江戸蔵から昭和の木造建築が立ち並んであります。仕込み蔵は昔ながらの知恵が十分に活かされて設計されております。また量を造る時代から個性のある酒造りに変わり、多く並んでいた使われていないタンクを出し、金亀ギャラリー、金亀酒蔵ホール、試飲スペース、蔵周辺の空き民家を田舎料理の店など古くて新しい活用も試みております。
彦根藩主井伊大老より酒造りを命じられ、国宝彦根城の別名金亀城(こんきじょう)から酒名(金亀・こんき)を頂き、岡村家初代が由緒あるお名前を呼び捨てに出来ないということから「金亀・(きんかめ)」と読んであります。彦根には、金亀町・金亀公園・金亀球場など金亀の名称が付いております。また金亀は松尾大社のお守りにもなっており、延命長寿を願う意味でもあります。
近江商人の教えでもあります、勤勉、潔白、三方よし(売り手よし、買い手よし、世間よし)の精神を、満天の星空に曇一つなく光輝く大星(おおぼし)のような商売をと、屋号とともに銘柄として名付けられました。
◎遊亀 祇園店